デリバリー導入・比較

【2026年最新版】menuに飲食店が出店・登録する方法 — 手順・必要書類・審査を現場担当が解説

Goistech株式会社のW.Dです。飲食店の出店・開業サポートを担当しており、日々加盟店を回ってデリバリー導入のお手伝いをしています。

「menuってUberEatsと何が違うの?」
「menu出店の手続きはどうすればいい?審査があるって本当?」
「出前館は登録したけど、menuも掛け持ちした方がいいのか判断できない」

このような疑問を持つ飲食店オーナー様に向けて、実際の出店手順を丁寧に解説します。UberEatsや出前館に比べてmenuへの出店方法を詳しく解説している情報は少ないため、現場でよくいただく質問も合わせてまとめました。


menuとは?UberEats・出前館との違いをまず理解しよう

menuの基本情報

menu(メニュー)は、GMOペパボ株式会社が運営するフードデリバリー・テイクアウトアプリです。2020年にサービスを開始し、現在は東京・大阪・名古屋・福岡・札幌など主要都市を中心に展開しています。

配達はmenu専属の配達員(社員型)と、フリーランス配達員の2種類を組み合わせた運営です。UberEatsがフリーランス配達員中心なのに対し、menuは社員型配達員の比率が高いため、配達品質が比較的安定しているという声をよく聞きます。

3大デリバリーサービスの比較一覧

サービス 運営 手数料の目安 配達員 対応エリア
UberEats Uber Japan 約35% フリーランス中心 全国(最大)
出前館 出前館株式会社 約30〜35% 自社+外部 全国
menu GMOペパボ 約35% 社員型+外部 主要都市中心

手数料はどのサービスも概ね35%前後で横並びです。選択のポイントは「エリア対応状況」「配達員の安定性」「ユーザー層のズレを活かした相互補完効果」の3点になります。


menu出店のメリット — なぜ今menuを選ぶのか

1. 競合店が少なくアプリ内で上位表示されやすい

UberEatsに比べてmenuに出店している飲食店の数はまだ少ない状況です。そのため、同業態・同エリアでの競合が少なく、アプリ内での検索上位に表示されやすいという現場で確認できるメリットがあります。特にUberEatsでなかなか注目されない店舗が、menuではすぐに注文が入ったというケースを複数見てきました。

2. ユーザー層が異なりUberEatsと相互補完できる

menuはGMOペパボが運営していることもあり、UberEatsとは異なるユーザー層が利用しています。同じ商圏でもアプリの使い分けをするユーザーが多く、UberEatsに掲載しながらmenuにも出店することで、取りこぼしていた注文を拾えるようになります。

3. テイクアウト機能が標準搭載されている

menuはデリバリーとテイクアウトを1つのアプリで管理できる設計になっています。店頭受け取りを希望するユーザーも取り込めるため、デリバリー売上だけでなくテイクアウト需要にも対応できます。


menu出店のデメリット・注意点

配達員の絶対数がUberEatsより少ない

menuの配達員はUberEatsに比べて絶対数が少ないため、注文が入っても配達員がなかなかアサインされないという問題が起きやすいです。特にランチピークや土日の繁忙時間帯に配達員不足で注文キャンセルが発生することがあります。この点はサービス側も改善中ですが、現時点では導入の際に意識しておく必要があります。

対応エリアが主要都市に限られている

2026年7月時点では、menuの対応エリアは東京・大阪・名古屋・福岡・札幌など主要都市中心です。地方都市や郊外エリアでは未対応の場合があります。まず公式サイトで自店舗の郵便番号が対応エリアに含まれるか確認してから申請しましょう。


menu出店に必要な準備・書類一覧

申請前に以下を手元に揃えておくとスムーズです。

必須書類・情報

  • [ ] 店舗名・住所・電話番号
  • [ ] 営業許可証(食品衛生法に基づくもの)
  • [ ] 振込先口座情報
  • [ ] 店舗・メニューの写真(後から登録可)
  • [ ] メニュー一覧と価格

あると準備が早い

  • [ ] 既存のUberEats・出前館のメニューデータ(流用できる)
  • [ ] ロゴ画像(正方形、PNG推奨)
  • [ ] 店舗外観・内観の写真

よくある失敗が「営業許可証が見つからない」です。保健所に届け出た際の書類ですが、開業時にしか見ない方が多く、探し出すのに時間がかかるケースがあります。申請前に必ず確認しておいてください。


menuへの出店申請手順【5ステップ】

Step 1: 公式サイトから問い合わせ

menu公式サイト(https://menu.inc)の飲食店向けページから「加盟店申し込み」フォームに入力します。店舗名・住所・連絡先・営業形態などの基本情報を入力するだけで完了します。

所要時間の目安: 10〜15分

入力時の注意点として、住所は正確に入力してください。エリア判定に使われるため、番地・建物名まで省略せずに記入します。

Step 2: 担当者との契約手続き

申し込み後、menu側の担当者からメールまたは電話で連絡が来ます。通常3〜5営業日以内です。その後、以下のやり取りが行われます。

  1. エリア対応確認
  2. 契約内容の説明(手数料・支払いサイクルなど)
  3. 契約書類のオンライン署名

審査という形式ではなく、エリア対応可否の確認が主なステップです。食品衛生法上の営業許可を取得していれば、基本的に断られることはほとんどありません。

所要時間の目安: 3〜7営業日

Step 3: メニュー登録・写真アップロード

契約完了後、管理画面(menuパートナーポータル)のアカウントが発行されます。ここからメニューを登録します。

メニュー登録のポイント

  • 商品名はシンプルで分かりやすく(例: 「唐揚げ定食」より「パリパリ唐揚げ定食(ご飯・味噌汁付き)」)
  • 写真は横長より正方形に近い構図が映えやすい
  • カテゴリ分けを明確に(ランチ・ディナー・ドリンクなど)

UberEatsのメニューデータがあれば、商品名・価格・説明文をそのまま流用できます。ただし、写真はmenuのアプリUIに合わせて別途確認することをおすすめします。

所要時間の目安: 1〜3時間(メニュー数による)

Step 4: 初期設定チェック

メニュー登録後、以下の設定を必ず確認します。

  • [ ] 営業時間の設定(定休日・時短営業の反映)
  • [ ] 配達エリアの範囲確認(デフォルト設定のまま広すぎることがある)
  • [ ] 最低注文金額の設定
  • [ ] 一時停止ボタンの操作方法を確認

特に「配達エリアの範囲」はデフォルトのままにすると広すぎて、配達員が見つかりにくくなることがあります。最初は自店から半径2km程度に絞り、慣れてきたら徐々に広げる設定を現場ではおすすめしています。

Step 5: テスト注文・本番稼働

設定が完了したら、スタッフや知人にテスト注文をしてもらい、注文通知→調理→受け渡しの一連の流れを実際に確認します。

確認ポイント:
– タブレットへの通知が届くか
– 調理時間の設定は適切か
– 梱包・受け渡しのオペレーションに問題はないか

問題なければ本番稼働です。


出店後すぐにやるべき初期設定チェックリスト

無事に本番稼働を始めたら、最初の1週間以内に以下を確認・調整してください。

売上・注文管理
– [ ] 管理画面で毎日の注文数・売上を確認するルーティンを作る
– [ ] キャンセル率が高い商品は調理時間設定を見直す

顧客対応
– [ ] 最初のレビューが届いたら必ずコメント返信する(menuはレビュー返信機能あり)
– [ ] 低評価が来た場合の対応ルールを店内で決めておく

オペレーション
– [ ] デリバリー専用の梱包ラインを厨房内で確保する
– [ ] 出前館・UberEatsと注文が重なった時の優先順位ルールを決めておく

「最初のレビュー返信は丁寧に」とよく伝えています。menuはレビューがアプリ内での信頼性に直結するため、初期の評価形成が特に大事です。


よくある質問

Q. menuの初期費用・月額費用はかかりますか?

menu出店にあたって初期費用・月額費用はかかりません。費用は注文が発生した際に売上から手数料(約35%)が引かれる仕組みです。UberEatsと同じく売れた分だけ費用がかかる成果報酬型です。

Q. UberEatsに出店中ですが、menuも同時に出店できますか?

はい、問題なく並行出店できます。多くの飲食店がUberEats・出前館・menuの複数プラットフォームに同時出店しています。複数サービスの注文を1台のタブレットで管理したい場合は、一元管理ツール(Hubster、Camelなど)の導入もご検討ください。

Q. menu出店後、すぐに注文は入りますか?

エリアによって異なりますが、出店直後は「新規店舗」としてアプリ内で一定期間優遇表示される場合があります。とはいえ、注文が安定するまでに2〜4週間かかることが多いです。プロモーション(割引クーポン設定)を活用して初期の認知を高めることをおすすめしています。

Q. 自分で申請するのが不安です。代行してもらえますか?

Goistechでは、menuを含むデリバリーサービスへの出店代行・サポートを行っています。書類の準備からメニュー登録・初期設定まで一貫してサポートしますので、お気軽にご相談ください。

Q. 出前館とmenuはどちらを先に出店すべきですか?

注文数の多さからUberEats → 出前館 → menuの順に着手するお店が多いです。ただし、競合が少ないmenuを先に押さえてシェアを確保するという考え方もあります。エリアや業態によっても変わるので、ご相談いただければ判断のサポートができます。


困ったことがあればお気軽にお声がけください。

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