Goistech株式会社のK.Hです。手数料や費用・収益管理の面から、日々飲食店オーナー様のデリバリー運営をサポートしています。
「Uber Oneって何?うちの店にも関係あるの?」
「Uber One会員から注文が入ると、手数料や利益は変わるの?」
「Uber Oneを上手に活用して売上を伸ばす方法はある?」
このような悩みを持つ飲食店オーナー様に向けて、UberEats正規代理店の立場から丁寧にお伝えします。
2026年現在、UberEatsのユーザー層は大きく変化しています。なかでも月額制サブスクリプションサービス「Uber One」の普及は、飲食店が受け取る注文の質や頻度に影響を与えており、知っているかどうかで収益管理の精度が変わります。ぜひ最後までご一読ください。
UberEats「Uber One」とは?飲食店側が知っておくべき基本
Uber Oneは、UberEatsが提供する月額制のサブスクリプションサービスです。以前は「Eats Pass」という名称でしたが、現在は「Uber One」に統一されています。
ユーザーが月額998円(税込)を支払うことで、次のような特典が受けられます。
| 特典 | 内容 |
|---|---|
| 配送料・サービス料無料 | 対象注文の配送料・サービス料が無料(1,200円以上の注文が条件) |
| Uberキャッシュ還元 | 注文金額の5〜10%をUberキャッシュとして還元 |
| 優先カスタマーサポート | 問い合わせが優先的に処理される |
| Uber(タクシー)割引 | 配車サービスの利用割引も含む |
飲食店の立場から見たとき、Uber Oneで重要なのは「注文頻度が高いロイヤルユーザー層が増える」という点です。月額料金を支払っている会員は「元を取ろう」という心理から、非会員よりも積極的にアプリを開いて注文する傾向があります。
2026年のデータでは、Uber One会員の月間注文回数は非会員と比較して約2〜3倍とされています(UberEats社内データより)。つまり、一度あなたのお店を気に入ってもらえれば、継続的なリピート注文につながりやすい顧客層です。
Uber One会員から注文が入ると飲食店の収益はどう変わるか
ここが最も気になるポイントだと思います。結論から申し上げると、Uber One会員からの注文であっても、飲食店の手数料率に変更はありません。
Uber One特典の「配送料無料」や「Uberキャッシュ還元」はUberEats側が負担するもので、飲食店の受取金額の計算には影響しません。
加盟店が受け取る金額の計算例(手数料35%の場合)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 注文金額 | 2,000円 |
| 手数料(35%) | 700円 |
| 飲食店受取額 | 1,300円 |
この計算は一般ユーザーからの注文でもUber One会員からの注文でも同じです。
ただし、飲食店が独自のプロモーション(割引)を設定している場合は注意が必要です。
プロモーションと組み合わさると収益はこう変わる
飲食店が「20%オフキャンペーン」を実施している状態でUber One会員が注文した場合、割引後の注文金額に手数料が適用されます。
具体的な比較(プロモーション20%オフ時)
| 通常時 | プロモーション20%オフ時 | |
|---|---|---|
| 注文金額 | 2,000円 | 1,600円 |
| 手数料(35%) | 700円 | 560円 |
| 飲食店受取額 | 1,300円 | 1,040円 |
| 差額 | — | △260円 |
1件あたり260円の差ですが、月に100件注文が入れば26,000円の差になります。プロモーションを設定する際は、この数字を必ず計算に入れた上で判断することをおすすめします。
Uber Oneが増えることで飲食店に生まれる3つのメリット
手数料や割引の話ばかりになりましたが、Uber One会員の増加は飲食店にとって大きなチャンスでもあります。
メリット1:注文頻度が高く、リピートが生まれやすい
前述のとおり、Uber One会員は非会員の2〜3倍の頻度で注文します。一度良い体験をしてもらえれば、同じユーザーから継続的な注文が期待できます。新規顧客の獲得コストをかけずに売上を安定させられるのは、大きなメリットです。
メリット2:客単価が高い注文が集まりやすい
Uber Oneの配送料無料特典は「1,200円以上の注文」が条件です。少額注文でも特典が使えるわけではないため、比較的まとまった金額の注文が来やすくなります。サイドメニューや飲み物を一緒に注文してもらいやすい環境が整っているとも言えます。
メリット3:デリバリーに慣れた顧客層からの注文
Uber Oneを使いこなしているユーザーはアプリの利用経験が豊富です。「思っていた温度と違う」「ソースが漏れた」といったトラブルへの免疫もあるため、些細なことで低評価をつけるケースが比較的少ない傾向があります。長期的な店舗スコアの安定につながります。
Uber One時代に飲食店が利益を守るための手数料・プロモーション管理術
UberEats正規代理店としてGold🎖️を3年連続で獲得している私たちGoistechが、実際に支援してきた店舗の経験から3つのポイントをお伝えします。
ポイント1:メニュー価格はデリバリーコストを織り込んで設計する
2026年3月からUberEatsでは「店内と同じ価格」が求められています。この前提のうえで利益を確保するためには、デリバリーに対応したメニュー構成と価格設計が重要です。
具体的には、次のような工夫が有効です。
- デリバリー専用のセットメニューを設ける(単品注文より客単価が上がりやすい)
- サイドメニューを充実させる(メイン1,500円 + サイド400円でUber One特典の条件にも余裕で対応)
- 容器・包装コストをメニュー価格に含める(デリバリー特有の費用を見落とさない)
ポイント2:プロモーションは「対象メニューを絞って」設定する
プロモーション(割引)は全メニューに一律適用するのではなく、高単価商品や期間限定商品を対象に絞るのが鉄則です。
Uber One会員はもともと注文意欲が高いため、低単価メニューへの割引は不要です。高単価メニューへの小幅な割引(5〜10%)を設定することで、注文数の増加と1件あたりの受取金額の最大化を両立できます。
プロモーション設定の考え方
| 設定 | 効果 | 注意点 |
|---|---|---|
| 全メニュー20%オフ | 注文数は増えやすい | 1件あたりの利益が大幅減 |
| 高単価商品のみ10%オフ | 客単価アップ × 利益確保 | 対象商品の選定が重要 |
| 時間帯限定割引(ランチ等) | 閑散時間帯の注文を呼び込む | 繁忙期には設定を外す |
ポイント3:入金タイミングとキャッシュフローの把握
UberEatsの入金サイクルは週次・月次で異なる設定がありますが、プロモーション期間中は注文数が増え、受取金額の総額も変動します。月次で売上と手数料の内訳をUberEatsマネージャーで確認し、プロモーション施策ごとのROIを把握する習慣をつけておくことが重要です。
実際に、Goistechが支援した店舗では、月次レポートの定点確認をするだけで「効果のないプロモーションの早期終了」が判断でき、不要な利益の流出を防ぐことができました。
Uber One会員をリピーターに変える実践ポイント
Uber One会員は注文頻度が高い分、「この店に何度も注文したい」と思ってもらえる体験を作ることが肝心です。
商品の品質と梱包を磨く
デリバリーにおける最大の差別化ポイントは、届いた瞬間の体験です。温度管理、こぼれ防止の梱包、見た目の美しさ。これらを丁寧に整えることで、自然とリピート注文につながります。
Goistechが支援したある居酒屋では、容器の改善と梱包の見直しだけでレビュー評価が4.2から4.6に改善し、その後8ヶ月で月商が498万円アップしました。小さな改善の積み重ねが大きな結果を生みます。
また、中華居酒屋の支援事例では7ヶ月で341万円アップ、インドカレー店では5ヶ月で204万円アップという実績があります。これらはいずれも、品質と運用改善の継続によって実現した成果です。
レビュー返信で常連との関係を育てる
Uber One会員は積極的にレビューを書く傾向があります。良いレビューには丁寧にお礼を伝え、改善の余地があるレビューには誠実に向き合うことで、「このお店は丁寧だ」という印象がつきます。
レビュー返信はすべての注文者に見えるため、新規ユーザーへの信頼構築にも効果的です。
季節・限定メニューで「次に試したい」理由を作る
同じメニューだけでは、どんな優良顧客でもやがて飽きてしまいます。月に1〜2品の季節限定メニューや限定セットを追加することで、Uber One会員に「次も頼む理由」を作り続けることができます。
よくある質問
Q. Uber One会員からの注文では、飲食店側の手数料率が変わりますか?
変わりません。Uber One会員からの注文に対しても、飲食店に適用される手数料率(通常30〜35%)は一般ユーザーからの注文と同じです。Uber Oneの配送料無料やUberキャッシュ還元はUberEats側が負担するコストであり、飲食店の受取金額の計算に直接影響はありません。
Q. 飲食店がUber Oneに加入する必要はありますか?
ありません。「Uber One」はあくまでユーザー向けのサブスクリプションサービスです。飲食店側は特別な申し込みや設定をしなくても、UberEatsに加盟しているだけで自動的にUber One会員からの注文を受け取れます。
Q. プロモーション設定中にUber One会員が注文した場合、飲食店の利益はどうなりますか?
自店で設定したプロモーション(割引)が適用された後の注文金額に手数料がかかります。Uber Oneの特典(配送料無料など)はユーザー側の体験に影響するものであり、飲食店の手数料計算には含まれません。ただし、プロモーションを設定すると1件あたりの受取額が下がるため、設定前に収益シミュレーションを行うことをおすすめします。
Q. Uber One会員向けに、特別な料理やサービスを提供する必要はありますか?
必要ありません。Uber Oneの特典は注文者向けのものであり、飲食店側に特別な対応は求められていません。ただ、注文頻度が高い会員に繰り返し選ばれるためには、通常通りの料理の品質と丁寧な梱包・迅速な調理が最も効果的です。
Q. Uber Oneが普及するとデリバリー市場の競争は激しくなりますか?
はい、Uber One会員の増加は市場全体の注文数を押し上げる効果があります。一方で、ユーザーが複数の店舗を手軽に比較できるため、店舗ページの最適化・メニュー写真の品質・評価スコアの管理が一層重要になります。定期的な改善と競合チェックを継続することをおすすめします。
数字の面からしっかりサポートさせていただきます。
UberEats正規代理店 Gold🎖️3年連続獲得のGoistechが
あなたの飲食店のデリバリー導入・売上改善をサポートします。
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