Goistech株式会社のT.Mです。ゴーストレストランの立ち上げサポートを担当しています。
「ゴーストレストランを始めてみたいけど、いったいいくらかかるの?」
「開業費用が高くて踏み出せないまま時間だけが過ぎてしまっている」
「収支のイメージがわからないので、本当に儲かるのかどうか不安だ」
このような悩みを持つ飲食店オーナー様に向けて、ゴーストレストランの開業費用・初期投資・収支計画について、実際の現場サポートで得た知見をもとに詳しく解説します。
結論から言うと、ゴーストレストランは実店舗の10分の1以下のコストで始められるビジネスです。「今ある厨房でもっとできる」という可能性を、一緒に探っていきましょう。
ゴーストレストランの開業費用は実店舗の10分の1以下
実店舗との比較:なぜこんなに安いのか
通常の飲食店を都内でゼロから開業する場合、かかるコストはざっとこれくらいです。
| 費用項目 | 金額の目安 |
|---|---|
| 物件取得(敷金・礼金・仲介料) | 300〜400万円 |
| 内装・設備工事 | 300〜500万円 |
| 厨房機器・什器 | 100〜200万円 |
| 備品・食器・消耗品 | 30〜50万円 |
| 合計 | 1,000〜1,500万円程度 |
一方、ゴーストレストランであれば50〜300万円程度が一般的な開業費用です。なぜここまで差が出るのか。理由はシンプルで、「客席」が不要だからです。
ゴーストレストランはデリバリー専門のため、店内飲食スペースを用意する必要がありません。おしゃれな内装にこだわる必要もなく、立地の良さよりも「厨房があるかどうか」のほうが重要です。その結果、コストを大幅に圧縮できます。
開業パターン別の費用レンジ
ゴーストレストランの開業には、主に3つのパターンがあります。
| パターン | 初期費用の目安 | 向いているケース |
|---|---|---|
| ①既存店舗にデリバリーを追加 | ほぼ0円〜10万円程度 | 既に飲食店を経営している |
| ②クラウドキッチンを借りる | 50〜150万円程度 | 新規参入・リスクを最小化したい |
| ③ゼロから自前厨房で開業 | 300〜1,000万円程度 | 将来的に複数ブランド展開を想定 |
実際にGo istechがサポートする加盟店の多くはパターン①かパターン②で始めています。「まずは試しに」というスタンスで始められるのがゴーストレストランの大きな魅力です。
ゴーストレストラン開業費用の内訳【パターン別に解説】
パターン①:既存店舗にデリバリーを追加(最安)
既に飲食店を経営している方にとっては、これが最もリスクの少ない方法です。厨房・設備・スタッフはそのまま活用できるため、追加の初期費用はほぼかかりません。
主な必要コスト:
– デリバリープラットフォームへの登録手続き(UberEats等): 0円(審査・登録は無料)
– タブレット端末: 0円〜3万円程度(プラットフォームからのレンタルも可)
– 容器・包装資材の準備: 3〜10万円程度
– メニュー撮影費: 0〜5万円程度(自前撮影も可能)
実際にGoistechがサポートした居酒屋様の事例では、追加投資をほとんどかけずにデリバリーを開始し、8ヶ月で月商が498万円アップしました。「夜の厨房を昼間も回せるようになった」とオーナー様にとても喜んでいただいた案件です。
パターン②:クラウドキッチンを借りる(おすすめ)
クラウドキッチンとは、デリバリー専用の調理スペースを月額で借りられるサービスです。厨房設備がすでに揃っており、短期間で開業できます。
主な必要コスト(目安):
– 契約金・敷金: 30〜50万円
– 設備の初期整備・追加備品: 10〜30万円
– 食品衛生責任者資格取得: 約1万円
– 飲食店営業許可申請費: 約1.5万円
– 当面の運転資金(3ヶ月分): 50〜100万円
合計すると100〜200万円程度での参入が現実的です。新規でゴーストレストランに挑戦する場合は、このパターンが最もバランスが良いと言えます。
パターン③:ゼロから自前厨房で開業
将来的に複数ブランドを展開したい、または配送エリアを絞って地域密着型にしたいという方向けのパターンです。
初期費用は300〜1,000万円と幅がありますが、自前の厨房を持つことで、クラウドキッチンの月額利用料が不要になり、長期的には収益性が高まります。ただし、リスクも相応に高くなるため、十分な資金計画が必要です。
月々のランニングコストと損益分岐点
ランニングコストの主な項目
ゴーストレストランの月々のコストは、おおよそ以下の項目で構成されます。
| コスト項目 | 目安(月額) |
|---|---|
| クラウドキッチン賃料 | 10〜30万円 |
| 食材費(売上の30〜40%程度) | 変動費 |
| デリバリー手数料(売上の約35%) | 変動費 |
| 人件費 | 10〜30万円 |
| 水道光熱費 | 3〜8万円 |
| 梱包資材・消耗品 | 1〜3万円 |
最も注意が必要なのがデリバリープラットフォームへの手数料です。UberEatsは売上の約35%が手数料として引かれます。食材費や人件費と合わせると、売上の7〜8割がコストになるケースも珍しくありません。
損益分岐点の計算例
シンプルな例で考えてみましょう。
- 固定費(家賃+人件費+光熱費): 月30万円
- 変動費率(食材費35%+手数料35%): 売上の70%
この場合、損益分岐点は月商100万円になります。
計算式: 固定費 ÷(1 – 変動費率)= 30万円 ÷ 0.3 = 100万円
月商100万円というと大きく聞こえるかもしれませんが、1日あたり約3.3万円、客単価1,000円の注文が33件で達成できる計算です。人気エリアのクラウドキッチンであれば、3〜6ヶ月でこの水準に到達する店舗が多くあります。
ゴーストレストランの収支シミュレーション【実例あり】
月商100万円の場合の試算
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 売上 | 1,000,000円 |
| デリバリー手数料(35%) | △350,000円 |
| 食材費(30%) | △300,000円 |
| 固定費(家賃・人件費等) | △280,000円 |
| 営業利益 | 約70,000円 |
利益率は7%程度です。ここからプロモーション費用や雑費を差し引くと、最初の数ヶ月は薄利になることも多いです。ただし、売上が150万円・200万円と伸びていくと、固定費の比率が下がり利益率は急速に改善します。
Goistechサポート事例:居酒屋が8ヶ月で498万円UP
UberEats正規代理店としてGold🎖️を3年連続で獲得している私たちGoistechが実際にサポートした事例をご紹介します。
Case: 都内の居酒屋 Aさん
– 既存の居酒屋の厨房を活用してゴーストレストランを開始
– 昼間の遊休時間にデリバリー専用ブランドを立ち上げ
– 開始8ヶ月で月商が498万円アップ
Aさんがおっしゃっていたのは、「今まで昼は仕込みだけして売上ゼロだった時間帯が、売上を生む時間に変わった」という言葉でした。追加の固定費をほとんどかけずに売上を積み上げられたのが、成功の最大の要因です。
また、中華居酒屋では7ヶ月で341万円UP、インドカレー専門店では5ヶ月で204万円UPという実績もあります。もちろん全ての店舗が同じ結果を出せるわけではありませんが、正しく運営すれば十分に戦えるビジネスです。
開業前に知っておきたいコスト削減のポイント
プラットフォーム手数料を下げる方法
デリバリー手数料の35%という数字を見て、「高い」と感じる方は多いです。ただ、いくつかの方法でこの負担を軽減できます。
- 複数プラットフォームに出店する: UberEats一本に絞らず、出前館・menuなどにも出店することでリスク分散し、競合比較による交渉力も高まる
- 代理店を活用する: Goistechのような正規代理店経由で登録すると、手数料優遇や初期サポートを受けられるケースがある
- プロモーション予算を計画的に使う: むやみにクーポンを乱発するのではなく、効果が高いタイミングに集中投下する
初期投資を抑える3つのコツ
① まず既存資産を棚卸しする
今ある厨房設備、営業許可、スタッフの状況を確認しましょう。既に飲食店を経営しているなら、多くのものがそのまま転用できます。
② クラウドキッチンで実験してから判断する
いきなり大きな投資をせず、クラウドキッチンで数ヶ月間テストしてから本格展開を検討する方法が、リスクを最小化します。
③ メニューをシンプルに絞る
最初から多品目を展開すると食材コストが膨らみ、オペレーションも複雑になります。3〜5アイテムに絞ってスタートし、売れ筋が分かってから拡大するのがコツです。
よくある質問
Q. ゴーストレストランを始めるのに飲食店営業許可は必要ですか?
はい、必要です。ゴーストレストランもデリバリーで食品を提供する飲食業であるため、通常の飲食店と同様に飲食店営業許可の取得が義務付けられています。クラウドキッチンを利用する場合は、物件ごとに許可を取得する必要があります。申請費用は自治体によって異なりますが、1〜2万円程度が一般的です。
Q. ゴーストレストランの開業にどれくらいの期間がかかりますか?
パターンにより異なります。既存店舗へのデリバリー追加であれば、プラットフォームへの申請から審査通過まで2〜4週間程度で開始できます。クラウドキッチンを利用する場合は、物件選定・契約・許可申請を含めて1〜2ヶ月程度が目安です。
Q. ゴーストレストランの開業資金は融資で賄えますか?
可能です。日本政策金融公庫の「新創業融資制度」や各都道府県の制度融資が利用できます。飲食業は融資の実績も多く、事業計画をしっかり作成すれば審査も通りやすい傾向があります。Goistechでは事業計画の考え方もアドバイスしていますので、お気軽にご相談ください。
Q. 既存の飲食店経営者ですが、ゴーストレストランと本業の両立はできますか?
十分に可能です。ゴーストレストランは調理の時間帯や担当者を分けることで、既存の店舗運営と並行して進められます。実際に多くの加盟店様が「ランチのデリバリーは別ブランドで」「夜のピーク時間外にデリバリーに対応」という形で両立されています。
一緒に最適なプランを考えましょう。
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あなたの飲食店のデリバリー導入・売上改善をサポートします。
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